2021年度奈良女子大学同窓会佐保会東京支部および東佐会総会の報告

 5月15日(日)、2021年度奈良女子大学同窓会佐保会東京支部並びに東佐会総会が3年ぶりに学士会館で開催されました。新型コロナにより2019・2020年度は集まれなかったので、総会実行委員会では、今年度こそ学士会館で開催したいという願いをもちながら、オンライン開催のパターンも考え、美味しい学士会館のコース料理を食べたくも、お弁当にするか飲料のみにするべきかなど議論して当日を迎えました。当日は少し肌寒い天気の中、換気のため全ての窓を少し開けていましたが、休憩時間に学士会館の熱くて美味しいコーヒーと焼き菓子にあちこちに笑顔がこぼれていました。

 総会については、東京支部会員総数1014名のうち出席者57名、委任状216名、合計273名となり、会則規定の会員総数の4分の1以上となったため、開会宣言をすることができました。物故会員8名に黙祷を捧げた後、東京支部総会、東佐会総会それぞれの2021年度の事業・会計報告、2022年度の事業計画・予算案・役員選出について説明され、盛大な拍手により全て承認されました。今年のトピックスとして、東京支部、東佐会の会則改正についても出席者全員の挙手により承認されました。「総会は、会員総数の4分の1以上の出席がなければ、これを開くことができない。」という1文と「各期・各回に期・回代表者を2名置く。」の「2名」が削除されます。総会実行委員が委任状集めに奔走しなくてよくなり、人数に差のある期・回の代表者を柔軟に置くことができるようになりました。

 次に卒業55年周年について、今回は3年ぶりのリアル開催のため、大13・14・15回の3学年のお祝いに、5名の方が出席くださいました。大13回卒業の方(理物)は55周年の奈良絵扇子いいなあと思っていたらやっと今年もらえて、以前先輩からいただいたものと2つになったそうです。大14回卒業の方(文英)は最後の旧寮生で、奈良の都をリヤカーで歩いて引っ越した経験もあるそうです。

 講演は、奈良女子大学名誉教授・追手門学院大学教授の三成美保先生からジェンダー研究の知見を時間いっぱいお話を伺いました。会場皆興味津々で集中して聴きました。実行委員としても三成先生にお願いして大成功と大変満足しました。

 来年もリアル開催で4年ぶりに学士会館の美味しいコース料理を食べたいですね。皆様大集合いたしましょう!